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金沢市 問屋町 /歯科,小児歯科,歯科口腔外科,

歯周病の治療

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当院の歯周病治療の3本柱 1.歯周病菌の除菌と歯周病初期治療 2.衛生士によるメインテナンス 3.力のコントロール

歯周病とは

歯周病とは

歯周病とはかつては歯槽膿漏(しそうのうろう)と呼ばれていました。その理由は歯ぐき(歯肉)から膿が出る状態なのでそう呼ばれていました。現在では、プラーク(歯垢)が原因の細菌感染症であると分かっています。
では、「歯ぐき(歯肉)」の病気でしょうか?残念ですが、違います。
歯を支えている顎(アゴ)の骨が歯周病菌の影響で溶けてしまう病気なのです。
体の中で骨が溶けていく病気・よくよく考えるととても怖い病気だと思いませんか。

当院の歯周病治療について

もしお医者さんが細菌(バイキン)で病気が起こっていたら、まず何をするでしょうか?細菌を特定し、まず患者さんにお薬を処方するはずです。
当院においても、まず患者さんのプラーク(細菌の塊)を位相差顕微鏡を用いて観察し、歯周病に特有の細菌が発見されれば、その細菌に効果のあるお薬処方し、さらにそのお薬との併用で抜群の効果が期待される液体歯磨き剤を使用して頂き、歯周病菌を除去することを行います。
その後、日本歯周病学会の治療ガイドラインに沿った治療を歯科医師と歯科衛生士そして、患者さんご自身との連携のもとで進めていきます。

当院の歯周病治療における検査

当院の歯周病治療における検査

1. 位相差顕微鏡検査
歯周病に特有の細菌がいるかどうか?

2. レントゲン検査
お口の中をのぞいても顎の骨は見えません。顎の骨の状態を確認

3. 歯周ポケット検査
歯と歯肉の間の溝の深さを測ります。深いほど病気が進行しています。

4. 歯のぐらつき具合の検査
歯を支える顎の骨がなくなれば歯はグラグラし始めます。

5. 歯周ポケットからの出血の検査
ポケットの中に細菌がたまると炎症を起こし出血しやすくなります。

6. お口の中のプラークの付着の検査
歯磨きにてプラークがどの程度取り除かれているかを確認します。

歯周病初期治療

日本歯周病学会のガイドラインに沿った歯周病初期治療が非常に重要です。
当院ではプラーク(細菌の塊)と歯石の徹底除去の歯周病治療で必ず麻酔をして治療を行います。歯石を取るのに麻酔をするの?と、思われる方も多いと思います。
虫歯の治療をする時、痛みを感じないように徹底的に虫歯を取り除くために麻酔をしますよね。それと同じなのです。

症例

  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後

歯科衛生士によるメインテナンス

歯科衛生士によるメインテナンス

たとえば、生活習慣病の高血圧や糖尿病の方は毎日お薬を飲んで病気をコントロールしています。治ったということではなくコントロールしているわけです。
歯周病も同じ生活習慣病でありコントロールという意識を持って生活する必要があります。
歯周病は再発の多い病気です。なぜか?お口の中にいる歯周病菌は口腔常在菌といって、人が生きている限りその人とともにあるからです。歯周病菌がゼロになることはないのです。歯周病が改善された、治ったといっても溶けてしまった顎の骨が元通りにもどっているわけでもありません。
また、残念ながら治療の限界のため部分的に治りきらないところが残ってしまうこともあります。
歯周病菌の数は治療(除菌)により、かなり減少しますがその後、徐々に増え始め約3~4か月で元に戻ることが科学的に分かっています。
そこで、歯周病菌が増殖し、再び歯肉の炎症や顎の骨の破壊が進みだす前に歯周ポケット内のクリーニング・除菌、さらにお口の中全体のクリーニングなどの専門的なお手入れを繰り返し継続することが非常に重要なのです。

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